子供が毎日マイクラの話しかしない全親に捧ぐ
あなたの子供さんは、最近クリーパーやらエンチャントがどうだとか、ネザーがどうだとか理解不能な呪文を毎日唱え続けている状態ではないですか?
毎日子供がキラキラした目で「僕(私)、ミュータントゴーレムでゾンビを倒せるようになったよ」とかささやいていませんか?
私の子供ももれなく寝ても覚めてもマイクラの話をしています。
少し時間があれば「マイクラした~い」
寝る間も惜しんでマイクラの動画(特にマイゼン)を凝視している。
そんな状況に「うちの子供はどうしてしまったんだ・・・」と絶望していないですか?
まぁそんな絶望する状況でもないですが(笑)でも、毎日子供がゲームしかしていない、動画しか見ていないのは何となく不安になりますよね。
私の家でもそのような不安から、マイクラの本で何か良いものがないか探してみました。
今出ているマイクラの本は小学生低学年から読めるようにほとんどが漢字に「ルビ」がふられています。
私の小学1年生の子供も、入学したばかりですが、マイクラの本を読みたさに、ひらがなとカタカナを一生懸命読んでいました。これはうれしい!!
なので、うちでは、少しの時間があったら
「マイクラの本読んで(マイクラのこと)勉強してみたら?」と言うと本を読むのが苦手な男子でも自分で持ってきてかいがいしく読んでいたりします。(かわいい)
実際に購入して読んだ中でのお勧め本を紹介します!
これから始める子供にも、面白さがわかってきた子にも使える汎用性ある一冊
最初から本命なのですが、この本はかなり長く楽しんでもらえる本だと思います。
まず、初心者の子供(そしてマイクラで何をしたらよいのかよくわからない大人にも・・)が読んでわかる「基本のキ」が書かれています。
とりあえず、これで、「ネザー?」「エンチャント?」という疑問は解決できますね・・・笑
しかも、巻末にはアイテムのレシピがついているんです!!これがとっても嬉しい。
すこし慣れてくると、サバイバルで材料を集めてアイテムを作り出します。
「あのアイテムを作りたいな」となったときに、
何を集めれば作ることができるのか、これで調べることができます。
何かの目的のために自分で調べる、という行為が本を通じて見につくわけです。
もう子供はかじりついてみていました。
マイクラにはまればはまるほど、ほしいアイテムや作りたいアイテムも多くなってきます。
また、プログラミングに近い「レッドストーン回路」のこともこの本で触れているので、プログラミング思考の導入にもなる(まず、親が読んでも理解できる仕組みです!)
一つあるとマインクラフトの世界を深く楽しめる便利な一冊だと思います!!(ちなみにお値段も手ごろです)
マイクラの世界と現実の世界を紐づける一冊
マイクラの世界には、たくさんの現実世界にあるものが出てきます。
動物や魚、野菜など。
その中でも少しわかりにくいのが、木の種類と鉱石の種類。
この本ではマイクラの世界にあるものが現実の世界ではどのようなものであるか写真を掲載し、また、私たちの身近にあるものでわかりやすく説明しています。
子供とこの本を読んでいて「ピグリンは金が好きなんだ!」と言うと子供が「そうだよ~、知らなかったの~?」と言ってきたりします(笑)
ラピスラズリってゲームの世界では結構聞きますが、実際にはこんなものとは知らなかったですね~。日本では採れないんですね。
ゲーム上のアイテムの絵と現実の写真を組み合わせた構図なので、子供でもとても理解しやすいです。
ルビもしっかりついていますね!
また、現実には存在しないものとの区別もされています。
よくある、ゲームの世界と現実世界を混同する、というところもこの本でしっかりと区別できるようになっています。
この本、実は「左巻健男」さんという東京大学の非常勤講師でもある教育学者の人が監修しています。
基本的には、理科分野の専門のようなので、マインクラフトの世界の気候のことや木のことなど地球について全般的に専門的な知見からこの本が書かれていることがうかがえますので、安心です。
この本を通じて現実世界の自然や動物にも興味を持ってくれる可能性があります。
私の息子もこの本を読んで、キャンプ場で「これ樫の木だよ!」と言い当ててキャンプ場リーダーのお兄さんをびっくりさせていました。
難易度低から高まで。設計書を見て立体物をつくる面白さを味わう
マインクラフトの醍醐味の一つと言えば建造物。
クリエイティブモードで無尽蔵に使えるブロックを使って壮大な建築物を作る。
正直、親も夢中になってやってしまいます 笑
と言っても、難しいものだけではなく、最初は簡単なものも掲載されているため、とっかかりやすいです。
階段て意外にどうやってつくればよいかわからなかったりする・・・
この階段ブロックを使った屋根の作り方、やってみると意外にむずかしいんですが、すぐ慣れますよ!
そして、だんだん難しいものになっていくんですが、こーんな大きな船も作れてしまうのです!
原動力になるものがないので動かないのですが・・・作ったものをみているだけでも誇らしくなります。
作る過程については、一段ずつ設計図がついています。
どのブロックをどのこにおくのかがカラーでわかりやすく書かれているため、迷うことなく作れてしまいます。
どんどんブロックを置いていく楽しさと言ったら・・・(親が楽しいかも)
子供と一緒に作っていく楽しみになります。
これ以外にも大聖堂や日本の城など作りごたえたっぷりの一冊です。
子供が気に入ってくれそうな本は見つかりましたでしょうか?
ご紹介した本はどれもうちの子供がとっても気に入っているものばかりです。
他にもレッドストーン回路の本や、マインクラフトの小説などもう少し高学年向けのものなどもあるようですが、それは実際にうちの子供が大きくなった時に買ってみて、またご紹介したいです!
マインクラフトへの興味をゲーム以外のいろんな方面に伸ばしてあげることができることが本の素晴らしさだと思いました。