私がはやり目になってしまい、仕事を長く休んだ時の話です。
今回は、はやり目になったとき、そこから診断されるまでを、しるしたものです。
はやり目(アデノウイルス性結膜炎)とは?
はやり目・流行性角結膜炎は、アデノウイルスというウイルスの感染が原因となる病気です。
感染すると、5日~2週間の潜伏期間の後、「さらさらした目やにが出る」、「涙が出る」、「まぶしい」などの症状が現れます。
まぶたは腫れ、結膜はむくみ、充血がみられるようになります。
そして、発症1週間頃から角膜に点状の濁りが現れることがあります。
上記URLから引用
とても感染しやすく、診断されると、学校関係者は即出勤停止。登園児童・就学児童も医師の許可が出るまでお休みをとらなくてはいけません。
それはなんの前触れもなく訪れた
夜こどもの寝かしつけをしているときに・・・
「あれ?なんだか右目に異物感・・・」
コンタクトにゴミがはいったような感覚。瞬きをするたびに気持ちが悪い。
裸眼なので、少し目をこすってみたけれど治らない。
パートナーに変わってもらって、目を水道水で洗い流す。
なんだか変だ・・・・なおらない。
とりあえず、気持ち悪いけれど、今日は寝ようかな、とそのまま寝ました。
次の日の朝の目ん玉が!!
次の日の朝、起きると・・・右目が目ヤニでいっぱい!!
「こ、これは・・・この感じは・・・」
そう。昔子供の頃同じように朝起きたら目ヤニで目が明かなかったことがあった。
何もわからなかったので一人で一生懸命目ヤニを取って、母親に異変を告げると、即病院に連れていかれた。病名がなんだったのかは覚えていないけれど結膜炎とかだったのだろう。
パートナーかかりつけの眼科にいくも…
明らかに目が異常だったし、目はやはり重要なので、目は触らず、片目のまま眼科に行くことに。
パートナーかかりつけの眼科に行った。おじいちゃん先生がやっている町医者だ。
受付で問診票を書いて、すぐに中に呼ばれた。
片目のゾロ状態なのに、なぜか健康な方の目を視力検査された。
(え、なんで健康な方の目をはかってるんだろ・・・はかるなら悪い方の目を開かせてくれてからはかってくれたらいいのに・・・)
たまりかねて、「なんで、こっちの目を視力検査してるんですか?」って聞いたら
看護師の人から「最初にはからせて頂くんです」とだけ言われた。
その後、おじいちゃん先生の小部屋に呼ばれた。
するとおじいちゃん先生はいきなりいきり立って
「目はとても大事なんです!だから、きちんとはからないといけないんですよ!!あなたのいうことはそういうことなんです!!」
と言ってきた。(え?怒ってるのか?なぜ怒ってるのかよくわからないし何言ってるのかもよくわからない・・・)
その後、目を洗浄してから、先生用の機械(なんて呼ぶのかよくわからないけれど先生の小部屋にあるやつ・・・)で目を確認
「・・・コンタクトレンズの長時間利用や、目の使い過ぎでこんな風になる事がありますからね。薬だしておきますから、点眼をかかさずおこなってください。おさまったら、コンタクトレンズつくっているところのお医者さんでちゃんと相談してください」
とだけ。コンタクトレンズをどのくらい使っているのかやパソコンをどのくらい使う仕事なのかも聞かれないし・・・拍子抜け・・・。
「え?じゃあキズとかはついてないんですかね?」と聞くと
「傷はついてますよ!!だからちゃんと点眼してくださいね!!」
と、じゃあそう言ってくれよ・・・よくわからんな・・・
正直、目の状態についてなんの説明もなく、逆になんか半ギレしているジジイに不信感を覚えて診察を終えました・・・。
「まあとりあえず、薬ももらったし、それで治るだろう・・・」と一安心。
その後は点眼をしっかりと行いつつ、外出をしたりとふつうに過ごしていました。
点眼開始二日目、一向に良くならない。
そうなんです!!点眼開始してから二日目、一向に目は良くならず、心なしか健康だった左目も、赤くなってきているような気がする・・・。
次の日は仕事なのに!!
仕事が始まった月曜日・・・やはり目が痛い。いつもはコンタクトだけれど眼鏡で行く。
通勤途中に近場に住む友人の看護師にメール。
「点眼2日してるのによくならない。むしろ悪化してるっぽいけど・・・」
「普通の結膜炎とかだったら2日も点眼したら劇的に良くなると思うから、もう一回お医者さんで見てもらった方が良いかも」
うーん、だよね。でももうあのじいさん医者には罹りたくない!!ので、通勤途中にある眼科を探す。(クチコミももちろん参考にして)
出勤してから上司に「すいません、目の調子がおかしいので今日は早退して眼科に行ってきます」と伝える。
普段から人が足りていない職場なので、気を使うけれど致し方ない。
アデノウイルス性結膜炎と診断!仕事はどーする?
早退させてもらい、街中の眼科に。開店前なのに人が3人くらい並んでる。
時間になって中に入ると、受付の人が
「充血してますね?感染する病気かもしれないので、外でお待ちいただけますか?」と。
外に出る時も、ドアをわざわざ受付の人が明けてくれて、私が触らないようにする徹底ぶり。
私の後ろに並んでいた涙が止まらないという女性も外のイスで待たされます。
一度他の眼科に行ったことは伝えていたので、点眼中の目薬を伝える。
「前の眼科では病名については言われましたか?ウイルス検査はされました?」
「いえ、特になにも言われていないです。ウイルス検査は全くしていません」
先生に呼ばれてすぐに診察室に。(いわゆる先生の小部屋。視力検査はたぶん感染防止のためにないようです)
若い男の先生で、診察して「うーん、点眼していても治らないし、左目も充血してきているので、なんらかの感染症課と思います。ウイルス検査してみますね」とすぐに回答。
目の下の粘膜をグーリグリグリと綿棒で捻じり取る。痛い。痛いです。でも早く診断して。
「では、一度外でお待ちください」
と外に行ったものの、すぐに呼び戻される。
先生が「いや、検査は少し時間がかかるのですが、今回本当にすぐに結果が出て・・・まぁ時間がそこまで関係していることはないのですが、それだけウイルスが強いという事だと思います。」
「結果は、アデノウイルスです。いわゆる「はやり目」ですね。」
「え!!!アデノウイルス!はやり目・・・・」と一人ポカーン・・・
先生はそのまま話を続ける。
「1週間から2週間くらいは治癒するまでにかかります。とても感染しやすいので、家族と同居される場合は、感染しないように気を付けてくださいね」
「学校関係者とかでしたら、アデノウイルスは学校感染症なので出勤停止です。それ以外の会社とかでしたら、判断は会社に確認してください。」
「診断書が必要な場合は、言ってもらえれば書きます。その場合は1週間療養が必要と書かせてもらいます。1週間後に来てもらってまた必要であればもう1週間など書きます」
ええええええええええ!!!!
そんなに時間がかかるものなの!!!!仕事どうするよ~~!!!
直ぐに会社に確認をする。会社としては、出勤停止とかはないし、病欠を取りたければ診断書をもらえれば可能と。まあ、病欠するつもりはないけれど・・・
体は元気なのになぁ・・・まいったなぁ。
それにしても、前の眼科と何たる違いよう!!ヤブか!!二度といかん!!とひとりごち。
はやり目・・いつまで続くの?どうなんの?
正直、このときは、「まあ2,3日休んだらどうにかなるかなあ」と思っていましたが、その考えは甘かったです。こんなに長く続くとは・・・。
ちなみに、眼科の帰りに買ったもの。
- アルコールスプレー
- 手洗い用アルコール(ポンプタイプ)
- 眼帯(出勤することも考えて)
- 目まわり用洗浄綿
この目まわり用洗浄綿というのが優れもので!子供用のお尻拭きのようなものだと、水分が足りず、アルコールをティッシュにつけても、目の周りなのでなんだか不安…
でも、この洗浄綿なら、安心して目のキワも拭けます。これを1日に何度も使って目ヤニを取っていました。
Amazonで買うと100個で1000円くらいで市販のものを買うよりも安いです。
なので、大量に用意しておいた方が絶対いいです!目ヤニはこまめにとったほうが良いとのことでした。
②に続く。