普通の香水に飽きたあなたへ送るマルジェラの香水
シャネルやグッチ、ブルガリなど、高級ブランドの香水は沢山あります。
デパートの香水売り場に行けば、それこそ香水専門のブランドもある。
見慣れた香水売り場の中で、目新しさや奥行きがあるものを求めていませんか?
そんなこだわりを持つあなたやあなたのパートナーへのプレゼントとして、Maison Margielaの香水をお勧めします。
Maison Margiela(メゾンマルジェラ)とは?
Maison Margielaはマルタン・マルジェラがパリで設立したラグジュアリーブランドであり、前身はメゾン・マルタン・マルジェラ。
「再構築」と「脱構築」をスタイルとして、反モードなファッションを提案し続けている。
私のような素人では計り知れない奥行きを持ったブランドのようですが、私が印象に残った、このブランドらしさのエピソードを一つ…
ブランドの顔とも言えるブランドタグについて、メゾンマルジェラは長方形無地のタグまたはブランド名の書かれていない数字だけのタグを綿の糸で結び付けているだけのものとしています。
数字が書かれているタグはカレンダータグと言われていて、〇がつけられている数字がそのプロダクトのカテゴリーを示しています。
0 – 手仕事により、フォルムをつくり直した女性のための服
0 10 – 手仕事により、フォルムをつくり直した男性のための服
1 – 女性のためのコレクション(ラベルは無地で白)
4 – 女性のためのワードローブ
3 – フレグランスのコレクション
・・・のように。
それは「ブランド名にとらわれずに服そのもののデザインを感じてほしい」というコンセプトからというもの!すごくおしゃれですよね!
デザイナーが変わってからはマルジェラのロゴが入っているカバンなどもリリースされているようですが、基本的なスタンスは受け継がれているようです。
そんなマルジェラの香水は香りもストーリーも奥深いものなのです。
マルジェラの香水をお勧めする3つの理由
時間が経過するごとに変化する香り
シュッと香水をしたときに、する香りと、少し時間が経過した後にする香りがちがうんですよね。
最初は少し刺激が強めで、香水をつけたということに対してテンションがあがります。
次にふとしたときに漂う香りが心地よさを誘う。
そして忘れたころにやってくる残り香がなんともいえず、自分の手首をもう一度嗅ぎたくなるのです!
それは本当に上質の香水でしか味わえない香りの変化だと思います。
洗練されたインテリアにもなる香水のパッケージ
香水瓶がとても洗練されている形をしているところが特徴。
一見シンプルだけど、実はディテールに凝っていて、考えつくされたデザイン(と思われる)
ポンプ部分に取り付けられた麻の紐がポイントとなって、部屋に置いておくだけでインテリアになる。
主張しすぎずにその空間を引き締めてくれる。
それぞれの香水が持つ色彩豊かなストーリー
これが一番のポイントなのですが、それぞれの香水が「ストーリー」を感じさせるものになっています。
例えば、代表的な香水の一つのジャズクラブ
2013年のブルックリンにある大人びたジャズクラブで、カクテルを傾けながら、ジャズの生演奏を聴く。
隣では葉巻をくゆらせた男性が同じようにジャズの音色を楽しんでいる。
そんな情景が浮かんでくるようなリラックスした気分に浸れます。
このようにそれぞれの香水にはストーリーがあって、香りと一緒に楽しめることができます。
個人的にお勧めしたいマルジェラの香水3選!
誰にでも愛される香り、Lazy Sunday Morning
1番人気のど定番です。香りは清潔感のある、ホワイトムスク、スズラン、アイリスを重ねた香りで、男女問わず愛されています。
<ストーリー>2003年花の都フローレンス(イタリアのフィレンツェ)の街角のアパートメントで目を覚ましたあなた。
時計をみるともう10時、もう起きなくてはとは思うけれど、日曜日のさわやかな空気とわずかに聞こえる車の音がもうすこしベッドにもぐっていたい気持ちを後押しします。
隣にはあなたのパートナーがまだ寝ていて、柔らかい肌のぬくもりとベッドリネンの香りが朝のけだるさを引き立てます。
海外志向のあなたへ、少し甘めのBeach Walk
海外で一番人気の高い香りです。
ココナッツミルク、ムスク、イランイランをミックスさせたことで甘さと開放感が絶妙なバランスとなっています。
<ストーリー> あなたはフランス北部のコルシカ島にバカンスにやってきました。
誰もいない砂浜を歩いたり、喧騒で賑わうビーチでゆっくりしたり…
どんなときも、降り注ぐ爽やかな太陽の光と、少し体にまとわりつく海の潮の匂いが鼻をくすぐります。
爽やかな香りUnder the Lemon Tree
甘めよりも爽やかで少しビターな香りが好きなあなたには、こちらがお勧め。
ライム、コリアンダー、ホワイトムスクを重ねた香りで、大人の雰囲気が漂います。
<ストーリー> 1987.年、イタリアのシチリア島の街パレルモにて。
街歩きをした後郊外にあるホテルに戻る途中、少し休もうとひらけた道にポツンと置かれたベンチに腰掛ける。
一息ついたと同時に、少し鼻がツンとする香りがしてきた。
見上げると、太陽の光とともに、木になったレモンがこちらを向いていた
あなたが好きなマルジェラのストーリーを見つけてみて!
ご紹介したストーリーで気に入ったものはありましたでしょうか?
他にもいろんなストーリーを持った香水がたくさんリリースされています。
是非一度購入してみてはいかがでしょうか?
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