マイナンバーカード作成の時に設定する暗証番号
みなさんマイナンバーカードは作成しましたか?
マイナンバーカードをもらうときに必ず交付窓口で設定する暗証番号。
人によっては4つもあるので、ややこしいですよね。
その設定方法や、注意点についてお伝えします。
この記事でわかること
- 暗証番号4つのそれぞれの使い道
- 暗証番号作成時のルール
- 暗証番号を忘れてしまった時の対処方法
- 暗証番号のロックがかかってしまった時の対処方法
4つの暗証番号の使い道
まず、どんな暗証番号があるのか見ていきましょう。
①署名用電子証明書暗証番号
小難しい名前をしていますが、これは確定申告時に使うe-taxなど、文書をネットを経由して送る時に使います。
また、2020年5月にコロナ対策の一環で政府が行った特別定額給付金の申請の時に、マイナンバーカードを持っている人はネットから申請できたのを覚えていますか?
特別定額給付金の申請時にもこの暗証番号が使われました。
4つある暗証番号の中で唯一、英文字を入れなくてはいけないです(あとで詳細説明)
②利用者証明用電子証明書暗証番号
これは、コンビニで住民票などを取る時に使う暗証番号です。
マイナポイントを取得するためのマイナポータルにログインするための暗証番号でもあります。
①、②については、電子証明書用の暗証番号であるため、電子証明書をつけない選択をした人(マイナンバーカードを受け取るときに選ぶことが可能です)は設定しなくても良いものです。
③住民基本台帳用暗証番号
引越しの時に、住民票を動かしますよね?
そのときに新しい住所をマイナンバーカードにデータとして設定するための暗証番号です。
市役所などの窓口で転入の届出をするときに求められます。
④券面事項入力補助用暗証番号
個人情報や基本4情報(住所・氏名・生年月日・性別)を確認し、テキストデータとして利用する際の暗証番号。
(具体的な使用場面についてはあまり記載がありませんでした・・・)
暗証番号の設定方法
①署名用電子証明書暗証番号
6桁以上16桁以下の英数字を設定します。
なお、英語は大文字アルファベットだけです。(何故だろう?)
「A12345」「12345A」など、数字と英字の並びは不問で、数字と英字が1文字以上あればオッケーです!
①以外の暗証番号
4桁の数字で設定します。
- ②③④ともに、同じ暗証番号でも良い
- 誕生日の組み合わせでも問題ない(制約はない)
暗証番号を書く欄が4つもあるので、パニックに陥りがちですが、最低二つ暗証番号を決めればオッケーです!
暗証番号を忘れてしまった!!
マイナンバーカードの暗証番号は市町村では管理していません。
なので、自分が忘れたらだれも思い出せません!!どこに問い合わせても無駄です!! 笑
暗証番号の控えは持っていませんか?
マイナンバーカードを窓口でもらった時に、自分で書いた暗証番号の控えをもらっているはずです。
それはどこかにしまっていませんでしょうか?一度探してみましょう。
窓口で再設定しに行く
控えがない場合はお住まいの市区町村窓口に行って手続きが必要です。
市区町村によって、持ち物なども異なる場合もあるため、あらかじめ電話で確認をしてからいきましょう。
暗証番号のロックがかかってしまった!
基本的には窓口に行くしかない!
暗証番号を変えたときと同様に、窓口でしか暗証番号のロックを解除する方法はありません。
これは、マイナンバーカードを盗難されたり、なりすましされたときの防犯を考えての対応なので、窓口にわざわざいかなくてはいけないのは面倒ですが、仕方ありません。
マイナンバーカードの暗証番号のことについて理解できましたでしょうか?
忘れてしまうといちいち窓口に行かないといけないので、忘れにくい暗証番号をつけるようにしましょう。
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