キヨーレオピンは滋養強壮に良いと言うことで、私もいつもお世話になっています。
疲れた時などに飲むと、ニンニクエキスが効いて元気が出てくるんですよね。
ニンニクは癌にもよく効くと、聞いたことがありますが、民間療法の一つかと思っていました。
しかし、厚生労働省所管の国立研究所の医長が書いた論文で闘病時に効果があるという内容が書かれていましたので、概要をここで案内させていただきます。
(この記事は論文の内容の紹介をしているもので、私自身がキヨーレオピンが癌の治療に効果があると謳っているものではありませんので、その点を踏まえてご一読ください)
キヨーレオピンが悪性腫瘍に効くという論文は誰が書いた?
執筆者は「鳥山 稔」さんです。
国立病院医療センター(現 国立国際医療研究センター)の耳鼻咽喉科医長を務めた人であり多くの論文を世に出しています。
今回論文が掲載されていたのが、「J-STAGE」と言う科学技術産業機構が提供する論文の電子公開システムです。
論文の内容を見ていきましょう。
タイトルは「頭 頸 部 腫 瘍 に対 す る キ ヨー レオ ピ ンの 使 用 経 験」
発表年は1983年(だいぶ前の論文ですね)
国立病院医療センターの所管の論文として掲載されています。
今回の対象腫瘍は「耳鼻咽喉科領域の悪性腫瘍すなわち、頭頸部悪性腫瘍」です。
頭頸部悪性腫瘍とは?
以下のようなものが頭頸部悪性腫瘍と言われるものです。
- 咽頭癌
- 喉頭癌
- 舌・口腔癌
- 鼻・副鼻腔癌(上顎癌)
- 聴器癌
- 唾液腺癌
- 甲状腺癌
臨床の対象者
男20名、女10名(50歳以上のものが多い)で、耳鼻咽喉科で悪性腫瘍と診断され、放射線治療、抗がん剤等のために、食欲減退、全身衰弱を引き起こす可能性が高い患者30名。
疾患の種類は咽頭癌が最も多く、次に上顎癌、耳鼻腔癌
キヨーレオピンの投与方法
当時のキヨーレオピンを使用したと言うことが前提ですが…
1回1mlを1日2回、朝夕食後に服用
原則として4週間服用し、希望者は8週間服用。
実際の服用日数の平均は54日(2ヶ月弱)でした。
条件として、「ビタミン剤や漢方薬は併用しない」こととした。
キヨーレオピン を毎日飲むことで、癌に効果はあったか?
結論から簡単に言うと、「抗癌作用については今回の臨床で結論づけられていないが、ニンニクの作用により、全身状態が良くなる」ようである。
具体的には
・自覚症状の改善という点では有効率70%
要するに、食欲不振や動悸、咽喉頭異常感等の改善を感じた人が70%いたということです!
また、そのうち一人は、常に飲まなくてはいけない副腎皮質ホルモンの服用量を半分以下にすることができたということです!
・キヨーレオピンの効果は2週間後くらいには現れて、4週間後くらいにピークとなる。特に食欲不振、疲れやすい状態にとても効果があり、闘病意欲が高まったとのことである。
・副作用として胃腸障害が6例現れたが、キヨーレオピンの服用を中止するには至らず、継続している途中に症状は無くなった。
以上のことにより、キヨーレオピンは頭頸部腫瘍患者に効果がある、と結論づけるものでした。
こちらが、その論文のリンクです。詳細を知りたい方はこちらから確認できます。
この論文と同じ量・期間でキヨーレオピンを服用するにはお金がいくらかかる?
この治験と同様、1日2mgで、2ヶ月服用するとなると、120mgのキヨーレオピンが必要です。
2020年12月現在の定価で「キヨーレオピンw 60ml✖️2」は、6,050円です。
アマゾンでは、60mlの4本セットしかうってないですが、(2本売りが現在はない)それでも、6,340円なので、2ヶ月分をほぼ半額で買えます。
また、このタイプのキヨーレオピンは、自分で液体のキヨーレオピンをカプセルに入れなくてはいけないため、普通にしててもしんどい状態なのに、チマチマカプセルに入れるのは大変だと思います。
なので、私は錠剤タイプをお勧めします!
錠剤タイプのキヨーレオピン であれば、1日4錠(朝晩各2錠)で、2ヶ月(60日)なので240錠必要です。
Amazonには、200錠タイプが多く出ていたのですが、それだと、現時点で4,360円!安いですね!
きっちり2ヶ月間服用したいという方には、2個セットもお勧めです。
民間療法で高い治療代を払うよりは良い買い物かと思います。
キヨーレオピン の各種類についてはこちらの記事をご確認ください。